お笑いコンビ「オズワルド」の伊藤俊介（35）が、16日に放送されたテレビ朝日「アメトーーク！」（木曜後11・15）に出演。DeNAファンとの思い出を語った。
今回の放送は、DeNAが昨年、26年ぶりに日本一に輝いたことを記念し「横浜DeNAベイスターズ芸人」を特集。伊藤をはじめ、鬼越トマホークの金ちゃん、令和ロマン・高比良くるまらDeNA好き芸人が出演した。
伊藤はDeNAファンになったきっかけが「WBCを見て野球が好きになって…」と2023年のWBCで侍ジャパンが世界一に輝いたことから野球、さらにはDeNAが好きになったと告白。ファン歴は1年8カ月と浅いため「こういう感じだから、納得いかないベイスターズファンもいると思うんです。テレビに出るビジネスファンみたいな」とにわかファン、あるいはテレビに出るためにファンを装っていると思われている懸念があった。
そこで「だったら、俺に何かできることないかな？」と考え「もう金を払うことしかできない」とお金を使って証明するしかないと決心。ベイスターズが昨秋、日本一に輝くと、X（旧ツイッター）で「後日、野毛の街に行って僕を見つけて声かけてベイスターズの好きな選手を言ってくれた人、全員に酒をおごります」という趣旨の投稿をした。
そして、いざ野毛でタクシーを降りると「ベイスターズファン5人ぐらいが走ってきて“筒香！筒香！筒香！東！東！東！”って近づいてくるんです」と選手名を連呼しながら、伊藤に近づいてきたという。
その5人と一緒に店に入って酒を飲んでいたところ、「店長さんが“伊藤さん、もう今、外に出ない方がいいかもしれないですよ”って」と店側から声をかけられたそうで「言ったって2、30人ぐらいだろう」と思っていた伊藤は「大丈夫です。僕が自分で言ったんで」と覚悟を決めて店の外に出た。
すると、外には「本当に盛りなしで200人。200人が“伊藤！伊藤！”ってすごい盛り上がりで」と店外で待ち構えていた人たちが「伊藤コール」で大盛り上がりしていた。
Xで宣言したこともあり、伊藤は「しょうがないから飲み行きますか」と決意。100人ほどは写真だけ撮って帰ったが、100人ぐらいは残ったそうで「本当に半泣きなりながら全員の年齢確認した」と未成年ではないことを確認した上で一緒に飲んだと明かした。
そして「俺、これで一番感じたのは“何て民度の高いファンなんだ”って」とDeNAファンのマナーの良さに感心したと回想。「死ぬほど写真撮ってもらって構わないです。好きにしてください」と約100人に好き勝手、写真はOKしたものの「ただ、スポンサーの関係でお酒と一緒に映れないんですよ。だからSNSだけ絶対あげないでもらっていいですか」と撮影はOKだが、SNSへの投稿だけはしないでほしいとお願いしたという。
伊藤としては「100何人いるから、誰かしら（SNSに）あげちゃうだろうな」と覚悟はしていたものの「本当に1人もあげてなかった」とSNSに伊藤と一緒に飲んでいる写真を投稿した人はいなかったそうで「ファンの民度めちゃくちゃ高くないですか？」とDeNAファンの良さを力説していた。