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ロッテ中村奨「こだわりのある二塁」復帰で 「もっとレベルアップしないといけない」

スポニチアネックス 2025年1月17日 14時45分

 ロッテの中村奨吾内野手(32)が17日、上田希由翔内野手(23)、勝又琉偉内野手(20)と沖縄県内で行っている自主トレを公開した。

 今季は三塁から18、21、23年と3度ゴールデン・グラブ賞を受賞している二塁へ2年ぶりに復帰する。今自主トレでは当初、一塁までのスローイングの距離感こそ合わなかったが「続けていく中で取り戻してきているのかな」と手応えをつかみつつある。

 早大2年春から本格的に守り始めた二塁で、もう一度勝負したい原点回帰の思いが強い。「サードを守る中でセカンドへのこだわりが強くなった。もう一度そこで勝負したい気持ちが強くなった」。プロ4年目の18年から正二塁手に定着。「セカンドから(内外野の)周りを見ながらプレーするのも醍醐味(だいごみ)」と古巣の魅力を改めて強調した。

 「ただ戻るだけじゃなくて、もっとレベルアップしないといけない」。チームは2年連続CSファーストS出場も、いずれも優勝チームは手の届く距離にはなかった。「優勝を目指してやっている以上、悔しい思いはしている。僕もキャリハイを目指してやっていくだけ。ただ打たないと試合には出れないし、レギュラーの立場でもないので、しっかりキャンプ初日からアピールしたい」。昨季は120試合で打率・234、4本塁打、27打点と不本意だったシーズンから、慣れ親しんだポジションで11年目を迎える。

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