ボクシングWBO世界女子スーパーフライ級タイトルマッチの前日計量が16日(日本時間17日)、米カリフォルニア州コマースで行われ、同級王者の昼田瑞希(28=三迫、6戦全勝2KO)はリミットを300グラム下回る約51・8キロ。挑戦者マリベル・ラミレス(38=メキシコ、15勝3KO10敗4分け)は約51・6キロでともにパスした。
念願の米国デビューで、3度目の防衛戦に臨む昼田は所属ジムを通じて「最高のパフォーマンスをして、最高のアメリカデビューをします!必ずKOします。応援よろしくお願いします!」とコメントし、スペイン語で「No pasa nada(どうってことないよ)!」と力を込めた。
昼田は22年12月の王座決定戦で谷山佳菜子(ワタナベ)に判定勝ちし、プロ4戦目でWBO女子世界スーパーフライ級王座を獲得。昨年1月、パク・ジヒョン(韓国)に6回TKO勝ちして2度目の防衛に成功して以来の一戦となる。TBSドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(毎週火曜日午後10時)にも出演し、女子ボクサー役を演じていた。