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【レスリング】文田健一郎がパリ五輪以来5カ月ぶり練習再開「緊張する」 4月に次女誕生も公表

スポニチアネックス 2025年1月17日 15時34分

 レスリング男子グレコローマンスタイル60キロ級で、パリ五輪金メダルの文田健一郎(28=ミキハウス)が17日、横浜市にある母校の日体大健志台キャンパスで、パリ五輪以来約5カ月ぶりに練習を再開した。練習前には取材に応じ、「緊張する。まずはケガをしないように」と笑顔で語った。

 21年東京五輪では銀メダルにとどまったものの、その悔しさを胸に再起。パリでは家族が見守る前で、見事に悲願をかなえた。この5カ月間は各種表彰式やメディア出演をこなし、今月11日には22年に結婚した有美夫人との披露宴を4年越しで実現した。式は大好きな猫を随所にあしらい、「2人らしい、というより自分らしい式にした」と振り返った。

 現在の体重は71~72キロほど。体重自体は平時から1、2キロ増に納まっているものの、お腹をさすりながら「完全に脂肪です。重い」と話し、まずは時間を掛けて体を元に戻す考え。実戦復帰の時期も「目安だけど、1年くらいかかると思う。焦る必要もない」と白紙を強調。28年ロサンゼルス五輪での連覇を期待する声を聞くというが、「モチベーションが整っていない」と何も決めていないことを強調した。

 取材中には有美夫人が4月に第2子となる次女を出産予定であることを公表。「しょうが」と「わさび」もメスで、「いよいよ(家庭内の女男比が)5―1になってしまう。家では常に立場がない」と苦笑いも、新たなモチベーションとなっている様子。「またにぎやかになる。長女誕生も(競技に)凄くいい方向につなげられた。しっかり向き合うきっかけになると思う」と今後も“強いパパ”を見せ続ける覚悟を示した。

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