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「唐突に終了することで臆測が…」フジ港社長 「だれかtoなかい」は「難しい判断」

スポニチアネックス 2025年1月17日 16時49分

 フジテレビの港浩一社長は17日、東京・台場の同局で会見を行い、タレントの中居正広の女性トラブル騒動に関して言及した。

 会見冒頭、港社長は「一連の報道により、視聴者のみなさまをはじめ、関係者のみなさまに多大なご迷惑、ご心配をおかけしておりますこと、現在まで弊社から説明できていなかったことについて、お詫び申し上げます。今日までにいただいたご意見、ご批判については真摯に受け止めております」と謝罪した。

 港社長はその後、約9分に渡って事案について説明。トラブルを把握したのは23年6月。「当事者2人の間の場で起きた極めてセンシティブな領域の問題」とし、中居からも「しばらくして中居氏から女性と問題が起きていると連絡がありました」と明かした。

 中居が出演しているフジテレビ「だれかtoなかい」については、8日に同局が「当面の間休止とする」と発表。スポニチ本紙の取材では「だれか…」は3月いっぱいで終了することがすでに判明している。

 「だれか…」について、港社長は「唐突に終了することで臆測が生じることを懸念して、慎重に終了のタイミングを計っておりました。(女性の)プライバシーを守ること、体調面の配慮、中居氏側の認識、示談が進んでいたことなどから番組については難しい判断がございました」と説明した。

 中居をめぐっては、女性に対して高額な示談金を支払うトラブルがあったことが昨年末に発覚。スポニチ本紙の取材では、トラブルは23年6月、中居と女性が2人で食事した後に発生した。女性はそこで「性被害に遭った」と主張する内容を勤務先に報告。その後、中居は代理人を立てて話し合い、慰謝料を含めた8000万~9000万円の示談金を支払って解決している。一部でこのトラブルに同局社員の関与も報じられていたが、同局は全否定していた。

 また、16日発売の週刊文春では、中居の女性トラブル騒動に関連し、同局の現役女性アナウンサーが同局幹部が設定した中居との会食に参加させられたことがあると告白したことが報じられている。会食には、中居ともう1人別の男性タレントが参加。同局番組のスタッフらが酒や食事の配膳をしていたという。同誌は中居の女性トラブルの背景に、こうした会食の常態化があったと指摘している。

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