近鉄などでNPB通算2267試合に出場し、404本塁打を誇る中村紀洋氏（51）が17日、自身のYouTubeチャンネル「ノリ流チャンネル」を更新。メッツ入り内定から急転破談となり、発生したトラブルについて語った。
メッツ入り決断から急転、トラブルもあって近鉄残留を決めた中村氏だったが、その後もすんなりと解決とはならなかった。「本来なら二重契約になるって言われて。（メッツ側と）もう向こうは契約してるからね」と明かした。その後、メッツ側から書類が届いた。「送られてきた契約書類を代理人が持っていたんですよ。それにサインして送り返すんですが、送っていなかったんですよ。送っておけよという感じで」と契約書を返送していなかったことで二重契約にはならなかったという。
中村氏は「メッツの会見の日も決まっていましたから。都ホテル、（予約）取っていました。クリスマスイブやったよな?12月26日にはニューヨークでの会見も決まっていました」と説明。しかし、交渉していた各球団に断りを入れてからメッツ入り発表の流れを考えていただけに「（周囲には）言えないから。住むところも決まっていました」と明かした。
ニューヨークでの住居については「すっごいところですよ。FBIのドラマの有名なやつ。どこかで見たことあるなと思ったらその家やった。（ドラマ内で）殺人事件が起きていた。ああ、同じ間取りや、みたいな」と笑い交じりに紹介した。