Infoseek 楽天

中村紀洋氏 近鉄・オリックス合併は「ファンの立場を考えるとどうなんだろう」自身は米挑戦決意

スポニチアネックス 2025年1月17日 20時20分

 近鉄などでNPB通算2267試合に出場し、404本塁打を誇る中村紀洋氏(51)が17日、自身のYouTubeチャンネル「ノリ流チャンネル」を更新。近鉄とオリックスの合併問題について言及した。

 2004年6月に球界再編騒動が勃発。近鉄はオリックスとの合併が決まり、2004年シーズン限りで近鉄の歴史が幕を閉じた。「(合併後の移籍先は)オリックスに決まっていたんですけど、誰か一人でも反旗を翻さなきゃあかんだろ、と。はい、そうですかはないよ」と当時の心境を振り返った。

 合併の話を聞いた時の印象としては「本当に冗談やと。でまかせであり得ないやろというのが初めての印象でした」と語った。選手間でも「無くなる?そりゃ、あり得ないだろ」と本気に受け取っていない選手が大半だったという。

 しかし、7月頃になると選手間でも「これ、マジ?」と心境が変化していった。中村氏は「ファンの立場を考えるとどうなんだろう、と。近鉄ファン、オリックスファンがいて、半分ずつは楽天に行くわけでしょ。どっちを応援するの?」と振り返った。自身は「半信半疑な気持ち」で日本球界する気持ちにはなれずポスティングシステムを利用してメジャー挑戦する決意が固まった。

この記事の関連ニュース