フジテレビは17日、「Live News イット!」(月~金曜後3・45)で港浩一社長が会見を行ったことを速報で伝えた。
午後3時過ぎから始まった会見は同4時44分ごろ終了。同50分ごろ、港社長、会見の様子などの静止画とともに、港社長のコメントなどを約1分50秒にわたり、速報で伝えた。
宮司愛海アナウンサーが原稿を読み上げ、「港社長は弊社から説明ができていなかったことについてお詫び申し上げますと謝罪しました。事実関係などについては、去年から外部の弁護士の助言を受けながら社内で確認を進めてきたとした上で、第三者の視点を入れて改めて調査を行う必要があるとして、第三者の弁護士を中心とする調査委員会を立ち上げることを明らかにしました。結果についてはまとまり次第速やかに公表するとしています」と港社長の謝罪と第三者による調査委員会設置を伝えた。
「中居さんと女性とのトラブルに社員が関与していたと当初週刊誌で報じられたことについて、これまでフジテレビは社員の関与を否定していますが、調査委員会の調査にゆだねたいと述べました。女性とのトラブルの後の中居さんへの対応について女性の心身のケアを最優先に努めていたとした上で、対応が適切だったかどうかは今後調べていただきたいとしました」と今後の調査については調査委にゆだねるとした。
中居出演の「だれかtoなかい」についても言及。「また、中居さんが出演する番組『だれかtoなかい』について、女性のプライバシーを守る観点などから唐突に終了することで憶測を呼ぶことを懸念して慎重に終了のタイミングを計っていたと説明しました。そして、港社長は自身も調査の対象とした上で、会社の責任を矮小化(わいしょうか)する必要はなく、徹底的に調査していただきたいと述べました」とした。