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東洋太平洋王者・中野幹士「もちろん倒したい」7連続KOでV1必ず 石川県出身の挑戦者・英は勇気与える

スポニチアネックス 2025年1月17日 17時54分

 ◇プロボクシング東洋太平洋フェザー級タイトルマッチ 中野幹士《12回戦》英 洸貴(2025年1月18日 東京・後楽園ホール)

 東洋太平洋フェザー級タイトルマッチの前日計量が17日、都内で行われ、同級王者の中野幹士(29=帝拳)は、挑戦者で同級11位の英洸貴(26=カシミ)とともにリミットの57・1キロでパスした。

 昨年9月に獲得したタイトルの初防衛戦に臨む中野は、2020年12月以来の日本人対決。「どんな相手でも調整は変わらないが、日本人なので見ている方もわかりやすいと思う。力の差を見せられたら」と気合十分。「もちろん倒したい」と7連続KO勝利へ力強く意気込んだ。

 世界ランキングではWBA6位、IBF9位、WBO12位、WBC15位と主要4団体全てでランキング入りしているが「まだ世界ランカーの実力があると思っていない。ただ入っているだけ。しっかり今年1年で力を付けたい」と足元を見つめる。

 昨年9月にスイス・ベルンで行われたWBOインター・コンチネンタル・スーパーフェザー級王座決定戦に判定負けして以来、約4カ月ぶりの再起戦となる挑戦者の英は「このチャンスがいただけるのは運命だと思う。断然不利予想だが、ワクワクしている」と興奮気味に話した。

 石川県内灘町出身。昨年1月の能登半島地震では家が全壊した友人もいたという。その友人も含め、試合当日は地元から約100人の応援団も来場予定で「自分が勇気を与えられたら」と誓いを新たにした。

 試合はU-NEXTで生配信される。

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