TBSは17日、同局系「Nスタ」（月～金曜後3・49）でフジテレビの港浩一社長が会見を行ったことをトップニュースで扱った。
中居を巡る一連の報道を受け、前日16日に急きょ開催が発表されたフジテレビの港浩一社長が会見。会見への参加は在京の一般紙やスポーツ紙、通信社などで構成されるラジオ・テレビ記者会に限定され、19社33人が参加した。
会見が続く中、「Nスタ」ではこれまで報じられたタレント・中居正広の女性トラブル騒動に関して報道。フジテレビ社屋前から中継でリポートし、テロップには「現在も会見続く」と記された。
フジテレビは約100分の会見の中で「調査委に委ねる」という回答が大半を占めたが、「私どもは女性の人権、心身の安全等を最優先に進めていました」と「人権尊重」を繰り返し主張していた。
会見は午後4時44分ごろに終了。終了後に、「Nスタ」は内容を速報。さらに、17時台にも中継を交えて詳報し、各局の対応などを特集した。
これを受け、番組キャスターの同局、日比麻音子アナウンサーは「今回の件に関しましては根拠のない憶測が飛び交ったり、関係のない個人が特定されるといった発言がSNSなどで散見されています」と見解。「そういった発言は誰かを傷つける発言になります。そのような発言をしないということを、根拠のないそのような発言、情報を鵜呑みにしないということも今日ここで改めて共有したいと思います」と訴えた。