お笑いタレントの松村邦洋(57)が17日、神戸市内で行われた震災復興フリーライブ「ONE HEART」に出演。16日に野球殿堂入りして、この日一緒のステージに立った阪神・掛布雅之OB会長を祝福した。
ものまねタレントとして有名になった時から掛布氏のモノマネが代名詞だった松村。殿堂入りは自分のことのようにうれしかったようで「大変な苦労をされたポイントが全部加算されて、こうなったのではないでしょうか」と語った。
1979年に48本という球団新記録で本塁打王に輝いた時は「700、800本打つんじゃないか。王さんの記録だって破るんじゃないか」と期待したという。しかし、ケガなどで生涯本塁打数は349本だった。
晩年の選手生活は不遇に終わったが、それでも今も阪神ファンの心に刻まれる背番号31。松村は「2軍監督になられた時、とても楽しそうで、そんな掛布さんを見られて幸せでした。これからも後進のために野球に関する仕事を続けてほしい」とエールを送った。