元NHKアナウンサーでジャーナリストの堀潤氏(47)が17日放送のTOKYO MX「堀潤 Live Junction」(月~金曜後6・00)に生出演。この日行われたフジテレビの港浩一社長の会見に、ラジオ・テレビ記者会の加盟社のみが参加したことついて私見を述べた。
港氏は17日、東京・台場の同局で会見を開き、タレントの中居正広の女性トラブルへの社員関与疑惑について言及した。参加媒体は記者会加盟社に限定され、記者会に加盟していないウェブ媒体や週刊誌などは参加できなかった。また、生配信などは行われなかった。閉鎖的な空間での会見に批判の声が上がっていた。
記者会非加盟のTOKYO MXは会見に参加することができず、フジテレビ前でリポートをした堀氏は番組冒頭、スタジオにて「本当に業界として情けないですよね。これはフジテレビの問題だけではなくて、スポンサーやタレント、放送局といろんな中で内々で囲ってきた。その成れの果てが加盟社しか呼ばないっていうのもそうですよ」と指摘。
続けて「僕はね、記者クラブの加盟社で、中に入った人たちにもボイコットして欲しかった。“そんなんだったら我々も聞きませんよ”って」とこぼし、「僕らはフジテレビの外で待ってましたけれども、むなしかったですよね。公共の電波を扱ってビジネスをしている人たちが、パブリックに開けない。しかも、株主だって見ているのに上場企業として説明もしない。どういうことなんだと」と語った。