テレビ朝日・寺川俊平アナウンサー(37)が17日放送のABEMA「アベマ倍速ニュース」に生出演。同日に行われたフジテレビが開いた会見について言及した。
タレントの中居正広の女性トラブルを巡る一連の報道を受け、前日16日に急きょ開催が発表された社長会見。会見への参加は在京の一般紙やスポーツ紙、通信社などで構成されるラジオ・テレビ記者会に限定され、19社33人が参加した。約100分の会見の中で「調査委に委ねる」回答が占めたが「私どもは女性の人権、心身の安全等を最優先に進めていました」と「人権尊重」を繰り返し主張していた。
同番組でもこの会見についてニュースとして報道。ABEMAのコメント欄では「中居くんは芸能活動続けられるのかな?」「テレビ会社なのに動画撮影なしなのは…」「本人の会見の場を設けるべき」などさまざまな声が上がっていた。
今回の一件について寺川アナは「会社から絶対にコメントするなとか止められてることはないんですけど…」と口にした上で、「皆さんが知っている事実が本当に事実ですか?と思うぐらい確かな情報が少なすぎて触れるに触れられない感じがあって、憶測のまま話が大きくなりすぎてる」と話し始めた。
そして動画撮影NGの会見となったことについては疑問を持っていたようだ。「今、報じられてる中で本当は何かを探りながら話さなきゃいけないんですよ」とつづけた。
「フジテレビの問題とするならば、同じ放送局として追求する立場にテレビ朝日もいないといけない可能性があるのは百も承知だけど、取材するにも取材できないよねという…」と持論を展開した。
さらに「フジテレビが第三者委員会を入れて、調査した中で…でも発表もできないと思うんだよな。モヤモヤしたまま話が終わっちゃうと思う」と言及した。
最後に「みんな何が知りたい?それが俺にはよくわからない」とこの話題を締めた。