テレビ朝日は17日、同局「報道ステーション」（月～金曜午後9時54分）で、フジテレビの港浩一社長が会見を行い、タレントの中居正広の女性トラブル騒動に関して言及したことをトップニュースで報じた。
中居を巡る一連の報道を受け、フジテレビは前日16日に急きょ港浩一社長らによる会見を行うことを発表。会見への参加は在京の一般紙やスポーツ紙、通信社などで構成されるラジオ・テレビ記者会に限定され、19社33人が参加した。港社長は中居の女性トラブルに社員が関与していたと報道されたことを会見冒頭で陳謝した上で、新たに第三者の弁護士を中心とした調査委員会を立ち上げ、事実関係や会社の対応について検証するとした。
報道ステーションでも約12分にわたってこの会見の様子を取り上げた。会見の様子を静止画で公開し、一連のトラブルの経緯を改めて解説。「映像の撮影は許可されず、冒頭の写真撮影のみが許可されました」とのナレーションが流れた。また、フジテレビが問題を把握していたにも関わらず、中居が司会を務める「だれかtoなかい」の放送を継続したことを指摘した。
キャスターを務めるフリーアナウンサーの徳永有美は「社員の関与についてフジテレビはホームページで完全に否定しています」と強調していた。