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阪神育成ドラ1・工藤、衝撃150キロ!今年初ブルペンでいきなり剛速球も「そんな驚くことでは…」と冷静

スポニチアネックス 2025年1月18日 5時17分

 阪神育成ドラフト1位・工藤(四国・徳島)が衝撃の“ブルペンデビュー”を飾った。

 「今年初めて傾斜で投げるということで、感覚はあまり良くなかったけどこれからかなと」

 控えめな言葉とは裏腹に、最速159キロを誇る自慢の直球を披露した。捕手を立たせた状態で20球を投じ、球団のスピードガンでは150.5キロを計測。並んで投げた今朝丸に注目が集まる中、負けず劣らずのパフォーマンスで存在感を示した。

 「(150キロは)そのためにトレーニングをしているので、そんな驚くことではないです」。ベンチプレス140キロを上げるなど筋骨隆々、逆三角形の肉体から繰り出す直球の伸びしろは無限大だ。

 投球を見守った久保田2軍投手チーフコーチも目を細めた。「凄い体格。力はあると思うので頑張ってほしい」。現役時代は通算444試合で47セーブ、117ホールド。07年のシーズン90試合登板は現在もプロ野球記録として残る。金字塔を打ち立てた鉄腕が継承者として期待を寄せた。

 大台の160キロを目標に設定する右腕。「育成なんでアピールしてナンボ。どんどん投げられる場面を無駄にしないように」と腕を回した。(遠藤 礼)

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