阪神からポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた青柳晃洋投手(31)が17日(日本時間18日)、フィリーズと契約に合意した。同日、チームが発表した。ロースター外の招待選手として春季キャンプに参加する。
昨年12月4日から交渉をスタートし、45日間の期限は米東部時間17日午後5時(同18日午前7時)だった。同時刻までに契約合意を伝えるメディアなどはなく、交渉期限を超えてからの発表。期限切れ寸前で交渉がまとまったとみられる。
青柳は川崎工科から帝京大を経て、2015年ドラフト5位で阪神に入団。19年から先発ローテに定着し、21、22年には13勝を挙げて最多勝と最高勝率の2冠を2年連続で獲得した。
阪神での9年間で154試合に登板。61勝47敗、防御率3.08の成績を残した。登板試合は全て先発だったが、貴重な右の変則サイドハンドとして、幅広い起用法が予想される。