ブルージェイズの本拠地、カナダ・トロントのスポーツ専門ラジオ局「Sportsnet 590 The FAN」で17日(日本時間18日)、同球団が佐々木朗希投手(23)を獲得できなかったことについて言及した。
この日、佐々木は自身のインスタグラムでドジャースと合意したことを発表。最終候補としてド軍、パ軍、ブ軍の3球団が残っていたもののパドレスがレースから撤退したと報道。ド軍とブ軍の“一騎打ち”となっていた。
同局の番組内でパーソナリティのアイリッシュ・フォーファー氏は「球団のファンにとっては、いつも2位や3位、あるいは話題の中心であることに対するフラストレーションが繰り返されるような感じが続いている」と話した。同球団は昨オフ、大谷翔平の獲得に乗り出すも獲得に失敗している。
同じくパーソナリティーを務めるジャスティン・カスバート氏は「ブルージェイズにはもっと評価を与えるべき」とした。理由は「お金ではなく、完全に自分たち自身を売り込んでいた」とし「全てを持っているチーム、事実上ワールドシリーズを約束できるチームと一騎打ちをした」と“最強軍団”ド軍と対等に張り合ったことに一定の評価を与えた。
一方フォーファー氏は「ブルージェイズは、設備やマイナーリーグ施設の質など、提供できるものがたくさんある」と選手やその家族に手厚い環境だとしながらも「しかし実際にそれを信じてもらうためには何が必要なのでしょうか」と問題提起をしていた。