ロッテ・吉井理人監督(59)が18日、同日にドジャースへの入団か決まった佐々木朗希投手(23)へエールを送った。
20年の入団時から故障防止に配慮しつつ佐々木を育成。165キロ右腕のさらなる成長を願っていた吉井監督は球団を通じ、ユーモアを交えながら温かい言葉を送った。
「ドジャース入団おめでとうございます。アスリートファーストでやってくれるとてもいいチームだと思います。色々な面で大きく成長することが出来ると思います。私も経験がありますが異国の地での生活はすごく大変な事が多いと思いますが、色々な発見があったり、新しい価値感をみつけたりと成長できると思います。あとは朗希しだい。頑張りなはれ!期待しています」
佐々木はこの日、自身のインスタグラムにドジャースタジアムの座席にドジャースの帽子を置いた写真を投稿。メッセージで「ロサンゼルスドジャースとマイナー契約を結ばせていただくことになりました。とても難しい決断でしたが、野球人生を終えて後で振り返ったときに、正しい決断だったと思えるよう頑張ります。入団会見では、ここまで支えて頂いた全ての皆様に感謝しながら、ドジャースのユニフォームに袖を通したいと思います」と入団にあたっての決意を記した。
吉井監督は球団がポスティングシステムによるメジャー移籍へ向けた手続きを開始すると発表した昨年11月9日に「チームとしてはもちろん、とても痛いです。ただ自分もアメリカでプレーをした事があるので気持ちはものすごくわかります」と挑戦への理解を示したうえで。「初めて目にした彼の投球は私にとって野茂英雄を初めて見た時以来の衝撃でした。それを向こうでぜひ証明して欲しいです」と激励。
同17日の「MARINES FAN FEST 2024」では「挑戦する若い選手を応援したいと思います。心から温かく送り出したいと思っています」とファンに呼びかけるなど、一貫して温かく、応援する姿勢を示していた。。