元財務官僚、内閣官房参与で、経済学者、数量政策学者、嘉悦大教授の高橋洋一氏(69)が18日、ABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」(土曜前9・30)に出演。ドナルド・トランプ氏(78)の米大統領就任による日本経済の影響を解説した。
8日、米CNNがトランプ次期大統領が同盟国にも敵対国にも一律の関税を課すため緊急の宣言を検討していると報道。10~20パーセントの関税をかける可能性を指摘した。実現すれば日本の輸出企業にとっても大ダメージ。
解決策は「関税の個別交渉に持ち込む」こととした高橋氏。石破茂首相は2月前半にトランプ氏と会談する方向で調整中。「石破総理がトランプ氏と仲良くなれるか」がカギとし「無理なら日本経済撃沈」と語った。
同じトランプ政権下では安倍晋三元首相による“ゴルフ外交”が功を奏していただけに石破首相の出方も注目されるが「今の政権でいうと、麻生太郎さんと高市早苗さんが波長が合いそう。この2人以外は合う人がなかなかいないんじゃないかな。リベラルな人はちょっと難しい」と指摘した。