ロッテからポスティングシステムを利用してメジャーリーグ移籍を目指していた佐々木朗希投手(23)が17日(日本時間18日)、自身のインスタグラムを更新。ドジャースとマイナー契約を結んだと投稿した。
佐々木は自身のインスタグラムにドジャースタジアムの座席にドジャースの帽子を置いた写真を投稿。メッセージで「ロサンゼルスドジャースとマイナー契約を結ばせていただくことになりました。とても難しい決断でしたが、野球人生を終えて後で振り返ったときに、正しい決断だったと思えるよう頑張ります。入団会見では、ここまで支えて頂いた全ての皆様に感謝しながら、ドジャースのユニフォームに袖を通したいと思います」とつづった。
この投稿の直後にドジャースで同僚となる大谷翔平、山本由伸、フレディ・フリーマン、ブレイク・スネル、ミゲル・ロハスらが「いいね!」ボタンを押して入団を歓迎。また、2023年WBCで同僚だったラーズ・ヌートバー(カージナルス)や村上宗隆、中村悠平(ともにヤクルト)らも「いいね!」ボタンを押した。ロッテの同僚で、レッドソックスでプレー経験のある沢村拓一も「おめでとう」と投稿した。
ドジャースは今年3月18、19日に東京ドームで今永昇太、鈴木誠也擁するカブスと開幕戦を迎える。大リーグ公式サイトは日本開幕戦の見どころを特集。右肘手術からの復活を目指す大谷の投手としての登板は「ありそうもない」とデーブ・ロバーツ監督の否定的なコメントともに紹介。「それでも大谷の打撃は必見だ。昨年、今永に5打数無安打、1三振と抑えられたため、リベンジを誓っている」と打者・大谷とカブス・今永との対戦を見どころの1つに挙げた。
また、今永が「開幕投手を務める可能性が高い」とし、山本、佐々木と投げ合う可能性についても言及。「今永と山本由伸の開幕戦対決が見られるかもしれない。あるいは、金曜日にドジャース入りを発表した佐々木朗希との対戦になるかもしれない」と期待した。
ドジャースは過去にいずれも2度の開幕投手を経験しているスネル、グラスノーと多くの開幕投手候補がいるとしつつ「今永と対戦させる形で山本か佐々木に開幕投手を任せることは驚くことではない。もしどちらかが開幕戦の登板が決まれば、もう一方が2戦目に先発する可能性がある。つまり、佐々木のMLBデビューが東京で行われる可能性がある」と日本の開幕カード2試合は日本投手2人が先発する可能性にも触れた。