早大ア式蹴球部が18日、都内のホテルで創部100周年記念祝賀会を開き、日本サッカー協会(JFA)の川淵三郎キャプテン(88)、元日本代表監督の西野朗氏(69)、岡田武史氏(68)らOBを中心に約300人が出席した。
来賓として招かれた筑波大OBのJFAの田嶋幸三名誉会長(67)は祝辞でア式蹴球部の輝かしい歴史をたたえた上で「やっぱり早稲田は強くないといけない。早稲田のサッカー部が大学スポーツを引っ張っていかないといけないんです。それぐらいの気概を持ってやってもらわないと困る。100周年の時に2部じゃダメなんです」と23年以降は関東大学リーグ2部に低迷する名門に厳しい言葉でゲキを飛ばした。
岡田武史氏は2学年上の西野朗氏を目当てに練習場に女性ファンが殺到した学生時代を回想。母校が2部に甘んじる現状には「今の(現役の)年代の選手たちだけのせいではない。代々いろんなことの積み重ねでこういう結果になっているわけで、その年代だけを責めたらかわいそう」と持論を展開した。