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【全豪OP】38歳モンフィス、第4シード撃破で16強入り 次の試合に妻が登場「コートを温めておいた」

スポニチアネックス 2025年1月18日 16時23分

 ◇全豪オープンテニス 第7日(2025年1月18日 メルボルン)

 男子シングルス3回戦で世界ランキング41位のガエル・モンフィス(38=フランス)が、同4位で第4シードのテーラー・フリッツ(27=米国)に3-6、7-5、7-6、6-4で逆転勝ちし、16強入りとなる4回戦進出を決めた。

 モンフィスは最速215キロのサーブでエースを24本記録する一方、華麗かつ粘り強いストロークでフリッツの攻撃力に対抗。1-1で迎えた第3セットをタイブレーク7-1でモノにすると、第4セットは4-4で迎えた第9ゲームをブレークして番狂わせを起こした。四大大会でトップ5相手の連敗も12で止めた。

 モンフィスは前週に行われたASBクラシック(ニュージーランド・オークランド)でツアー通算13勝目をマーク。38歳132日でATPツアーに優勝し、ロジャー・フェデラー(引退、スイス)の38歳74日を抜く最年長記録を達成していた。38歳4カ月での全豪オープン4回戦進出は、シングルス出場枠が128人となった1988年以降、38歳5カ月だった20年大会のフェデラーに次ぐ2番目の年長記録だった。

 観客席でフランス国旗が打ち振られる中、ベースライン上で歓喜のダンスを披露したモンフィスは「今日は良い仕事ができたと感じている。ゲームプランはベストのコースをキープし続け、着実にテンポを変えることだった。一生懸命練習して、体力回復には細心の注意を払っている。自分自身を強く信じているし(相手に)まだダメージを与えられると思っている」とコメント。同じコートで行われる次の試合は妻のエリナ・スビトリナ(30=ウクライナ)が登場する女子シングルス3回戦とあり、「彼女のためにコートを温めておいたよ」とニヤリとした。

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