◇NTTジャパンラグビーリーグワン1部第5節 東京ベイ26―18BR東京（2025年1月18日 スピアーズえどりくフィールド）
東京ベイがBR東京を26―18（前半11―15）で下して3勝1敗1分けとした。BR東京は3連敗で1勝4敗となった。
前半12分、BR東京はニュージーランド代表SOのTJ・ペレナラ（32）が先制トライ。東京ベイはSOバーナード・フォーリー（35）がペナルティーゴールを2本決めて点差を詰めたが、再びトライを許した。6―12で迎えた前半32分、東京ベイはCTB広瀬雄也（23）の鮮やかなキックパスを受け取ったWTBゲラード・ファンデンヒーファー（35）が左端にトライ。さらにPGで追加点を与えて11―15で迎えた後半13分、右ラインアウトモールからNo・8ファウルア・マキシ主将（27）が逆転トライを決めた。さらに後半18分、CTBプレトリアス（23）のトライで点差を広げた。
後半27分から、東京ベイはCTB広瀬に代わって立川理道（35）が途中出場。日本代表の主将として出場した昨年11月9日のフランス戦で負傷交代して以来、約2カ月ぶりの実戦復帰となった。チームの練習に本格的に入ったのは今週から。「自分のパフォーマンスはそんなによくなかった」と完全復活ではないようだが「まず第一ステップとしてできたことをうれしく思う。自分だけの力で復帰できたわけではないので、いろいろな人に感謝してパフォーマンスで恩返しできるようにしたい」と実感を込めた。
この日は、東京ベイがホストスタジアムとする「スピアーズえどりくフィールド（旧・江戸川区陸上競技場）」で今季初の試合。トップリーグ時代を含め同会場での連勝を19に伸ばした。“不敗神話”の継続に、マキシ主将は「たくさんのオレンジアーミー（東京ベイファンの呼称）が来てくれて力になった」と感謝。立川は「江戸川では負けないという自信もあると思う。練習試合では負けるんですけどね」と笑った。