◇NTTジャパンラグビーリーグワン1部第5節 静岡34―28BL東京(2025年1月18日 静岡・ヤマハスタジアム)
昨季王者BL東京が今季初黒星を喫した。前半4分、テンポ良い攻撃から3試合ぶり復帰のSOリッチー・モウンガ(30)のトライで先制も、スクラムで反則を連発するなどFW戦で優位に立つことができず逆転を許した。後半9分にはFLシャノン・フリゼル(30)がシンビン(10分間の一時退場)となり、数的不利の時間帯に点差を広げられた。
14―34の後半25分からCTBセタ・タマニバル(32)、CTBロブ・トンプソン(33)の連続トライなどで6点差に迫り、さらに攻め込んだが、反則などで逸機。No・8リーチ・マイケル主将(36)は「ブルーレヴズのセットプレーでのプレッシャーが大きく、ラインアウトのバリエーションも豊富で自分たちの継続ラグビーができませんでした」と相手を称えながら無念の表情を浮かべた。
モウンガも「自分の調子は悪くありませんでしたが、チームとしてうまくいきませんでした」と無念の声。「頭を下げず、次の試合に向けて準備したいと思います」と次節2月2日の三重戦に視線を向けた。