◇NTTジャパンラグビーリーグワン1部第5節 横浜47―21相模原(2025年1月18日 神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場)
神奈川県内をホストエリアとする2チームによる一戦は、横浜が47―21で相模原を破り、今季3勝目(2敗)を挙げた。プレーヤー・オブ・ザ・マッチ(POM)には2トライを挙げたNo・8アマナキ・レレイ・マフィが選ばれた。敗れた相模原は3敗目(2勝)となった。
横浜は前半13分、トライゾーン手前のスクラムでフリーキックを得ると、SHファフ・デクラークがすかさずリスタート。虚をつかれた相手ディフェンスを尻目にFB小倉順平がステップで次々に交わし、先制トライを奪った。同35分にはマフィの突破を起点にトライゾーンに迫ると、左へ展開して最後はパリ五輪代表主将のWTB石田吉平が3試合連続のトライをマーク。14―0とリードを広げて前半を終えた。
前節ではチーム史上初めて名門の神戸を破るなど、近年着実に力を付けている相模原だが、この日は2季連続でプレーオフ進出中の横浜が実力の一端を見せつけた。後半はセットプレーで圧倒し、3分、12分とラインアウトモールからマフィが連続トライ。その後は両チームが3トライを取り合う大味な展開となったが、8000人以上のファンが詰めかけた“神奈川ダービー”で、横浜が貫禄勝ちを収めた。