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元フジアナ・菊間千乃弁護士「何か変に今誤解している風潮が凄く嫌」女性アナの心情気遣いメッセージ

スポニチアネックス 2025年1月18日 23時5分

 脚本家の三谷幸喜氏(63)とTBSの安住紳一郎アナウンサー(51)がキャスターを務める情報番組「情報7daysニュースキャスター」(土曜後10・00)が18日に放送され、タレントの中居正広(52)の女性トラブルに関し、17日にフジテレビの港浩一社長(72)らが緊急会見を開いたことをトップニュースで取り上げた。

 コメンテーターとして1995年にフジテレビに入社し2007年に退社後、10年に新司法試験に合格し司法修習を経て弁護士となった菊間千乃氏(52)が出演。終始厳しい表情で一連のニュースをまとめたVTRを見つめた菊間氏は「アナウンサーのOGとしては、誰かと食事に行ったことでレギュラーを獲るとかね…そんな仕事じゃないですよ、アナウンサーって。やっぱり皆さん、一生懸命努力してアナウンス技術磨いて、取材先の信頼を勝ち得て、視聴者の方々の支持を受けながらすべてのアナウンサーは画面に出て活動しているわけだから」と語気を強め「アナウンサー」という職業について自身の経験を元に語った。

 続けて「だから、そこを何か変に今誤解している風潮が凄く嫌だなと思うのと、アナウンサーの皆さんはそこはもう真摯に仕事に向き合っていただいて、自信を持って画面に出ていてほしいなと思います」と女性アナウンサーの心情を気遣い、メッセージを口にした。

 安住アナは、前日にフジテレビの宮司アナウンサーが同局「Live News イット!」内で「一連の報道をめぐって、意図しない目を向けられて傷ついている仲間が多くいます。とてもつらくて、自分たちで説明もできないといった、とてももどかしい状況に置かれています」と悲痛な思いを明かしたことに触れ「私もこの業界で仕事をしていますけど、当然打ち上げ、飲み会、懇親会のようなものに女性スタッフや女性アナウンサーが参加するということはごくごく普通にあります。で、そこで信頼を得て自分の仕事に将来つなげるということはビジネスとして、決して間違ったことではないと思いますけども…。それから会社側からしましても一番先にインタビューを取りたいんで取材者と仲良く、信頼感を得たいんだ…で、あなたの名前がインタビュアーとして出ているから是非懇親会に参加してくれって言われると、それは意気に感じて、会社の利益のためだと思って参加してくれる女性社員やスタッフもいます。ただ、やっぱり性接待を主に考えている他の社員やスタッフがいるとするならば、やっぱりその人間は当然処分されるべきだと思います」と終始厳しい表情で自身の考えを述べた。

 港社長は会見で、トラブルを2023年6月の発生直後に認識していたと説明。しかし「公にせず、他者に知られず仕事復帰したいという女性の意思を尊重し、心身の回復とプライバシーの保護を最優先に対応した」といい、多くの人間がこの件を知る懸念があることから、中居への正式な聞き取りは行わなかった。今後は新たに設置する第三者が入った「調査委員会」に調査を委ねるとし、自らもその調査対象になっていることを明かした。

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