プロボクシングIBF世界フェザー級王者のアンジェロ・レオ(30=米国)が5月24日に大阪で同級1位の亀田和毅(33=TMK)と初防衛戦を行うと、米専門メディアのボクシングシーンが報じた。レオが契約書にサインしたという。
レオは元WBO世界スーパーバンタム級王者で、戦績は26戦25勝(12KO)1敗。21年1月、スティーブン・フルトン(米国)に判定負けしてWBOスーパーバンタム級王座から陥落したが、昨年8月に前IBFフェザー級王者ルイス・アルベルト・ロペス(メキシコ)を左フックで沈めて10回KO勝ちし、2階級制覇を達成した。23年には来日して那須川天心(現WBOアジア・パシフィック・バンタム級王者、帝拳)のスパーリングパートナーも務めた。
元世界2階級制覇王者で46戦42勝(23KO)4敗の亀田和は昨年8月、IBF世界フェザー級挑戦者決定戦でレラト・ドラミニ(南アフリカ)と対戦。23年10月に1-2で判定負けしていた相手に2-1の判定勝ちでリベンジし、世界挑戦権を獲得していた。
レオ―亀田和は元世界3階級制覇王者・亀田興毅氏が主催する興行「3150×LUSHBOMU」で行われるとみられる。同興行は第4弾が3月29,30日に愛知県国際展示場で予定されている。