現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(71)が19日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。16日に日本の野球殿堂入りを果たしたイチロー氏(51)について言及した。
フリーアナウンサーの膳場貴子からイチロー氏の打撃の凄さについて問われると「人よりたくさんバットを振ったことだろうと思います。マシンを相手にするとボール球だったら振らないでしょ?全てのボールを振りにいったという話は聞いたことがあります」と逸話を明かした。
全てのボールを打つという練習について「それがどれだけ体力的にきついことなのか。バッターは、やもすると、打っている時に休みたくなるんですよ。疲れてくると。それをあえて振り続けていったのは、彼の中でボールは前から来るんだから、それを打ち返せればいいという理論なんだと思います」と解説した。
膳場から「凄くシンプルなようでとても大変なことですよね」と振られると「はい、大変だと思います」と答えていた。