TBSの安住紳一郎アナウンサー(51)が19日、パーソナリティーを務めている同局ラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜前10・00)に出演。「話さない方がいいというのは分かっているんですけども」と言いつつ、“分断”をあおる可能性のあるトークを展開した。
安住アナは、大学入学共通テストがこの日、2日目の試験が始まったことに言及。全国の会場では、午前に理科、午後は数学と、初めて導入された情報を実施されたことなどを伝えた。
リスナーが、メールで「安住氏が受験組か推薦組かを現場で聞き出している話を聞き、とても痛快でした」と、この時期、安住アナが受験組か推薦組かについての話をすることに触れると、安住アナは「もう今は浪人生が少なくなって、私は浪人を経験して、ということで、少しね、推薦組への妬みなんかも番組で5、6年話し続けてきたということがありまして」と語り始めた。
そして、「当然そんな話をしますと、“安住さんの見解は間違っていますよ”というお便りが30通くらい、それから“たまにこういう話をしていただいて心がすく思いです”っていうお便りが5通くらい。そして“私は、受験組でも推薦組でもどちらでもないんですが、放送でそういう論調でやるのはやめてください。分断をあおるだけです”というお便りが15通くらいある」と明かし、「話さない方がいいというのは分かっているんですけどもね、一部の皆さんのためにこの話を続けていきたいなと考えています」と“宣言”。
続けて、現在は、AO入試、内部進学、内部推薦、特別推薦、スポーツ推薦、指定校推薦、一般入試も前期、中期、後期などいろいろな入試があることなどを紹介。最後に「皆さんがこの受験のシーズンまで1年間勉強を続けて、そしてきょう元気に会場に向かうだけでも、すでに1つの結果が出ているということだと思いますので、皆さんの検討を祈りたいと思います」と受験生にエールを送っていた。