元モーニング娘。でタレントの道重さゆみ(35)が19日、芸能界から引退することを発表した。
1月19日は道重がモーニング娘。に加入した日。道重の原点でもあるこの日、芸能活動を終了することを発表した。
自身のブログとインスタグラムを更新し、「ご報告です。私、道重さゆみは、今年の夏に開催予定のコンサートツアーをもって活動の全てを終了いたします。突然のご報告に驚かせてしまっているかと思います。ごめんなさい」と報告。「ここ数年は、ステージから降りて、1人になると途端に、不安感や恐怖心がなかなか頭から離れてくれず、日々、不安定な気持ちでした。安心したいと思っての行動が、結果、また不安に繋がってしまう事も分かっているのに、どうしても止まらず、敢えて自分から不安を探してしまっているような感覚にもなって、苦しい時間が続いています。一昨年末に『強迫性障害』と診断されて、正直ほっとした部分もありました。そして、一部の活動を制限しながら活動させていただいていました。ですが、その制限している仕事をいつまでも再開する事ができない今の自分へのもどかしさもある中、今まで出来てた仕事の中に、もうできないかもしれないと思う事も増えてきました。そんな中で活動を続けていくのは、難しい、限界だな、と感じるようになり、会社にもその都度、相談させていただいていました。そして、今回、この決断をさせていただきました」と決断に至る経緯や葛藤、そしてファンに対する思いをつづった。
また、所属事務所の公式サイトでも「いつも道重さゆみを応援いただきありがとうございます。道重さゆみですが、今年の夏に開催予定のコンサートツアーをもって芸能活動を終了することとなりました」と発表。
「一昨年末の『強迫性障害』との診断以降、仕事内容を制限しつつ可能な範囲で活動を続けて参りましたが、本人とも相談を重ね今回の結論に至りました。コンサートツアーは7月から8月にかけて予定しております。公演詳細はあらためてお知らせさせていただきます」と記し、「いままで道重さゆみを支えて下さったファンの皆様ならびに関係者の皆様への感謝をもって活動終了となる日まで活動してまいります。引き続き、道重さゆみの応援を宜しくお願い致します」と締めくくった。
道重は田中れいな、亀井絵里とともに03年1月に6期メンバーとしてモーニング娘。に加入。12年5月に8代目リーダーに就任し、14年11月26日の横浜アリーナ公演で同グループを卒業した。23年12月、「強迫性障害」と診断されたことを公表し、一部活動を制限していた。