双子漫才コンビ「ダイタク」が19日放送のカンテレ「マルコポロリ!」(日曜後1・59)に出演し、ラストイヤーだった昨年のM-1グランプリで想定と違うことが2つあったことを明かした。
芸歴15年で初めての決勝進出。吉本大(40)は「ずーっと行けなかったので、決勝進出のインタビューでも“ネタたまってるので何でいこうかな”とかカッコつけてた」と振り返る。実際に、直前まで3本を用意していて「せり上がりまで何をするか決めていなかった」と明かし、MCの東野幸治も思わず「カッコいい」と感想をもらした。
これは一昨年、初めて優勝した令和ロマンがやったことに影響を受けたため。「令和ロマンも3本用意してて、トップバッターだったらこのネタとか考えていたみたいなんですが、“おれらもそれぐらいできるよ。15年も下積みやってたんだから”と思ったんです。で、せり上がりの時にこれで行くぞ、となったんですけど、そしたらガチガチで。あんなのやるもんじゃないです。決めてないから不安で不安で」と完全に作戦失敗だったことを吐露した。弟の拓は「ネタ中は、残りの2本やっとけば良かったーと思ってやっていました」と話し、スタジオの笑いを誘った。
さらにもうひとつ、一卵性双生児を強調したがために、ネタに影響を与えてしまった判断ミスがあったことも打ち明けた。拓は「実はせりから階段降りるときに寸分の狂いもなく足をそろえて、体の位置、手の振り方も全部そろえていたんです。ネタ決めてない、足そろえないといけない、やることが多すぎで…」と自分たちに課すべきことが多すぎたことを7位敗退の要因としたが、東野に「知らんがな」と一刀両断されていた。