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大竹まこと 米企業CEOの日本批判“スルー”の日本政府に苦言「日本企業を見放しているようにしか」

スポニチアネックス 2025年1月19日 16時19分

 タレント大竹まこと(75)が、19日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演し、米鉄鋼大手クリーブランド・クリフスのゴンカルベス最高経営責任者(CEO)による発言に対する日本政府の対応に、憤りを口にした。

 日本製鉄によるUSスチール買収をめぐり、同社買収を計画しているゴンカルベス氏は13日の会見で、「中国は悪い。中国は邪悪だ」と中国をやり玉に上げつつ、「しかし日本はもっと悪い」などと、語気を強め糾弾。「1945年から何も変わっていない」と、第2次大戦時の日本政府を引き合いに出した。こうした発言について見解を問われた林官房長官は「個別企業の経営者の発言の逐一について、政府としてコメントすることは差し控えたい」と返すにとどめた。

 日本製鉄によるUSスチール買収は、バイデン大統領が安全保障上の懸念を理由に買収を禁じることを表明。既に米政府が介入するところとなっている。大竹は「林さんはコメントを控えると言ってらっしゃったと思うんですけど、控えちゃダメだと思うんだよね。ウィン・ウィンの取引をしようとしている日本製鉄の取引を邪魔するのはおかしいって、日本政府は言わなくちゃいけない」と主張した。

 また「日本政府は、日本企業が頑張っているところを見放しているようにしか思えない」とも訴えた。

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