ロッテの新人合同自主トレは19日、さいたま市のロッテ浦和球場で第3クールが始まり、ドラフト6位の立松由宇内野手(日本生命)が順調に調整を続けている。
「特別痛いところもなく、体も締まりつつで、ちょっと目標にしていた体重も増えて、すごい順調には来てると思います」
この日はキャッチボール、投内連係のほか、ブルペンでドラフト3位・一條力真投手(東洋大)のボールも受けた。また、初めて打撃投手の投げる球を打ち、低いライナー性の打球を連発。「感覚が少し戻ったかなと。マシンだと全然感覚が分からなかったので、今日は手投げを打てて良かった」と手応えを口にした。
担当スカウトや日本生命の後輩で中日からドラフト4位指名された石伊雄太捕手から「細い」と指摘され、社会人時代にはほとんどしていなかったウエートトレーニングを指名直後から開始。77キロだった体重も82キロまで増えたという。
内野手登録だが、春季キャンプでは、本格的な捕手の練習も行うこと通達されている。「与えられた場所を全うできれば」とし、1年目の目標として「けがなく1軍に長く居られればいい。好きな野球を仕事にできてるので、思いっきり楽しみたい」と話した。