日本卓球協会は19日、男子日本代表の監督に岸川聖也氏(37)、女子日本代表の監督に中沢鋭(るい)氏(45)が新たに就任すると発表した。
任期はともに今年の4月1日からで、2028年のロサンゼルス五輪へ向けて強化体制を築いていく。パリ五輪までは、男子は田勢邦史氏、女子は渡辺武弘氏が代表監督を務めていた。
岸川氏は1987年(昭62)5月21日生まれの37歳。全日本選手権のダブルスで5度優勝しており、世界選手権には11度出場してダブルス、混合ダブルス、男子団体で計7個のメダルを獲得。五輪には2008年の北京、2012年のロンドンと2大会出場した。指導者としては、Tリーグ・彩たまで2018年3月からコーチ、2022年3月から2024年3月まで監督を、2019年から現在まで男子日本代表のコーチを務めた。
男子の日本勢はパリ五輪でメダル獲得できず。岸川氏は「次のロサンゼルス五輪ではメダル獲得を目指して、特にシングルスでのメダル獲得を目指していきたい」と意気込みを述べた。