音楽ユニット「MyM(マイムー)」が19日、都内で初のファンミーティングを行った。ユニットは「森三中」大島美幸(46)ことMiyuki、「ガンバレルーヤ」まひる(31)ことMahiru、よしこ(34)ことYoshikoからなる。大島が「BE:FIRST」を目指したことがきっかけでプロジェクトが始動し、昨年デビュー。同年11月には1994年にミリオンヒットしたEAST END×YURIの「DA.YO.NE」をアレンジし、話題となった。この日は初披露の新曲「超NAMAIKI」(リリース日未定)など5曲を披露し、2部合計600人の観客を沸かせた。
この日はファンネームが発表された。名前はYoshikoが考案した「AnM(アンマー)」に決定。アンマーは沖縄の方言で「お母さん」を意味する。Yoshikoは「私たちはデビューして1年もたっていないグループ。発声もダンスもままならない。だからあなたたちが“母”として育ててください。飯食べさせてください!風呂入れてください!そのくらいの気持ちで育てて欲しい」と熱い思いを口にした。
イベントでは13日に45歳の誕生日を迎えたMiyukiを祝うバースデーケーキが登場した。2人からの粋なサプライズに涙腺も緩んだ。「楽しんでやっているこの音楽を日本中、世界中に届けたい。ボランティアの人のネットワークを使って海外に行きたい。今年は他力本願でいきたい。Mahiru、Yoshiko、AnMの力を借りて世界に行きます」と力強く宣言した。会場では「森三中」の2人も観覧。終演後「黒沢(かずこ)さんは咳き込んでしまって途中退席しました。2人とも大きなかばんに大量のパンを入れて持ってきてくれました。村上(知子)と娘さんは最後までいてくれて、駄目出しもいただきました」と明かし、笑いを誘った。
グループ名の「MyM」は3人の頭文字であるとともに、「Memento」、「Yummy」、「Music」という単語を当てはめ、「こころに残るおいしい音楽」という意味が込められている。