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日曜劇場「御上先生」主題歌はワンオク新曲!「社会の不条理への一石」に共鳴したロックナンバー

スポニチアネックス 2025年1月19日 22時20分

 俳優の松坂桃李(36)主演のTBS系日曜劇場「御上先生」(日曜後9・00)の主題歌がONE OK ROCKの新曲「Puppets Can’t Control You」に決定し、19日の初回放送でオリジナルのエンドクレジット映像と共に解禁された。

 同曲は「御上先生」が挑戦するテーマ「社会の不条理への一石」に共鳴し、この国に生きる人間たちの心の内々に沸き起こる、社会への反感、怒り、燃えたぎるような激しい想いに寄り添った、攻撃的でダイナミックなロックナンバーに仕上がっている。

 ONE OK ROCKのTakaは「この楽曲は、プロデューサーからのアツい想いと、このプロパガンダの世界の内側から自分達が起爆剤となってドラマと一緒に想いが届いてほしいという気持ちで、愛をもって提供させていただきました。このドラマを観て、そして曲を聴いて、今もう一度何が正しくて何が間違っているのかを皆さんが考え直すいいキッカケになっていただければ幸いです」とコメント。

 また、「ドラゴン桜」(21年)や「VIVANT」(23年)、「アンチヒーロー」(24年)など数多くのヒット作を手掛けたプロデューサーの飯田和孝氏は、同番組を作るきっきけとなったのが2020年のコロナ禍で見た「18祭」の動画、ONE OK ROCKの「We are」だったと明かし「笑顔、涙に激しく打ちのめされ、若者たちの迸るようなエネルギー、感情、想いをドラマで伝えたいと思いました。同時に、若者たちにとって、真っ直ぐな想いを表現することはとても難しい作業になっていて、それは我々大人たちがそうさせてしまっているのかもしれない」という思いが「御上先生」の骨格となっているとした。さらに「しっかりと自分自身で考え、自分の中に湧き起こる感情やリアクションに嘘をつかずに生きること、他の誰にもコントロールされず、自分をしっかり持つこと、そんな御上先生の教えと主題歌が共鳴し、ドラマがより多くの人の心に触れることを願っております」とコメントしている。

 同作は、松坂演じる東大卒の「文部科学省エリート官僚」が出向で私立高3年の担任教師になったことを機に、生徒を導きながら教育制度を現場から壊して権力に立ち向かう物語。映画「新聞記者」などで知られる詩森ろば氏によるオリジナル脚本。

 第1話では、文科省官僚の御上孝が私立隣徳学院3年2組の教壇に登場。29人の生徒を前に、御上の授業が始まる。その場にいる29人の生徒は、それぞれの想いをもって、向き合っていくのだが、御上が投げかけるある問いが、波紋となり、生徒たちをつき動かすことになるーーという展開だった。

 ONE OK ROCKは、これまでも北米、ヨーロッパ、アジアでのワールドツアーを実施し、昨年9月からは7都市8公演の過去最大規模のワールドツアー「ONE OK ROCK 2024 PREMONITION WORLD TOUR」を開催。約19万人を動員し、日本のみならず世界のロックシーンをけん引している。

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