タレント滝沢カレン(32)が、19日放送の日本テレビ系「行列のできる相談所」(日曜後9・00)にゲスト出演し、セクハラに当たる表現について自身の考えを示した。
この日は「令和の法律相談SP」と題し、橋下徹氏、北村晴男氏ら弁護士4人が識者として登場。パワハラやセクハラの線引きについて話が及んだ。
女性への“ちゃん付け”については、本村健太郎氏が「子供にちゃん付けで呼ぶのはいいんですよ」と話しつつ、「普通の職場で女性社員に対して“何々ちゃん”は非常にいやらしい、性的な言動に当たります」と自身の考えを示した。すると、北村氏が「考えすぎ」と反論。「“何々君、何々さん、何々ちゃん”。人を呼ぶ時に日本語の中で下に付ける言葉ですよね。優劣は一つもないはず」と続けた。さらに、橋下氏が「これは組織の人事部の方針にもう入っているんですけど、“ちゃん付け”はダメなんです」と指摘を入れ、北村氏と激論が始まった。
ひな壇の出演者にも、ちゃん付けに対する感覚について質問が飛んだ。滝沢は「私は“さん”という方がきつく感じるんですよ」と回答。観覧席から、静かなどよめきが上がった。
「“壁を私はつくっているので、近づかないでください”って言われているような気がしちゃうので」。東野幸治から「“滝沢さん”は…」と問われると、「それが一番、嫌な言葉です」。スタジオには笑いが漏れた。
ひな壇から「滝沢さん」と連呼されると、「冷たい。悲しい」と苦笑いを浮かべていた。