中日のドラフト2位・吉田(西濃運輸)が、社会人出身らしく、“クレバー調整”で沖縄・春季キャンプに臨む構えを示した。
「アピールも大事ですけど、そこ(練習試合)に合わせるつもりはなくて、開幕の3月後半に、しっかり合わせられるようにやる」
春季キャンプは1軍スタートが内定。2月中の練習試合、オープン戦は11日のDeNA戦(北谷)を皮切りに8試合を予定しているが、重要なのは開幕にピークを持っていくこと。「社会人の時と同様、開幕時期がズレるだけで調整の仕方は変わらない」と逆算して仕上げる考えだ。
新人合同自主トレでは2度目のブルペンで、捕手の同4位・石伊(日本生命)を立たせたまま直球主体に約30球。「出力は7割。キャンプからピッチングができれば」と徐々に状態を上げていく。