将棋の藤井聡太王将(22)=7冠=が19日、名古屋市内で指された朝日杯将棋オープン戦本戦トーナメント準々決勝で服部慎一郎六段(25)に119手で敗れ、ベスト4進出を逃した。
羽生善治九段(54)に並ぶ最多5回目の優勝と2期ぶり制覇を目指したが、今年度の勝率ランキング1位(対局数30局以上)に君臨する若手のホープに公式戦初対局で完敗。終局後は「押し切られてしまった」と反省しきりだった。
この後は第1局で勝った永瀬拓矢九段(32)とのALSOK杯第74期王将戦7番勝負(本社主催)の第2局が25、26の両日に控えている。