TBSの安住紳一郎アナウンサー(51)がメインキャスターを務める同局の朝の情報番組「THE TIME,」(月~金曜前5・20)が20日に生放送され、タレントの中居正広(52)の女性トラブルに関し、17日にフジテレビの港浩一社長(72)らが臨時の定例会見を開いたことを取り上げた。
午前6時台のトピックニュースを扱うコーナーのトップニュース、そして、同7時台の「関心度ランキング」のコーナーの1位として伝え、VTRやテロップを交えて会見の模様などを詳報した。
安住アナは「今回は被害女性のプライバシーを守るためにも、ある程度クローズドの状態が会見には必要だというような趣旨だと思いますが、ただこの会見の開き方にも批判が集まりました」と指摘した。
会見は、2月下旬予定だった定例会見を前倒しにする形で行われた。定例会見は在京の一般紙とスポーツ紙、通信社によるラジオ・テレビ記者会向けだが、この日はNHKと在京民放キー局の記者がオブザーバーとして参加。それでも報道陣は合計19社33人。騒動の大きさを考えると小規模な会見だった。
参加者を限定したことについて、フジテレビは「会見の方策を考えた結果、総合的に判断し記者会主催の定例の社長会見ということでやらせていただいた」と説明。
記者会は「オープンでの開催を求めましたが、記者会として会見開催を優先。フジテレビの主張を受け入れる形となり、大変残念に思います」とコメントした。