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「ドジャースに腹を立てるのではなく…」大型補強を批判するファンに“大谷マニア”MLBアナリストが指摘

スポニチアネックス 2025年1月20日 9時39分

 FOXスポーツのアナリストで“大谷マニア”として知られるベン・バーランダー氏が19日(日本時間20日)、自身のX(旧ツイッター)を更新。大型補強を続けるドジャースに言及した。

 米メディアによると、ドジャースは同日、パドレスからFAとなっていたリリーフ左腕タナー・スコット(30)と4年総額7200万ドル(約112億3200万円)の契約を結んだ。

 昨季4年ぶりの世界一に輝いたドジャースだが、今オフも補強の手を緩めず、スネルやコンフォートを獲得。T・ヘルナンデスやトライネンとは再契約を結んだ。

 また、ロッテからポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指していた佐々木朗希の獲得にも成功。そんな中、昨季72試合に登板し、防御率1・75と好成績を残したスコットも獲得し、大型補強を続けるドジャースを批判する他球団ファンもいる。

 ドジャースの2025年の総年俸は約3億6900万ドル(約575憶6400万円)に達した。ぜいたく税算定基準での年俸総額も約3億7100万ドル(約578億7600万円)に迫った。25年度に向けて、年俸総額が3億ドルを超えるチームはドジャースだけで、ぜいたく税算定基準で3億ドルを超えるのはフィリーズとヤンキースを含む3チームのみとなる。

 NBAなどでは戦力の均衡化のために年俸総額を調整するサラリーキャップ制度があるが、MLBにはない。代わりに年俸総額の上限を超えた場合「ぜいたく税」が課せられている。

 バーランダー氏は「ドジャースに腹を立てるのではなく、このような事が起こるのを放置している他の全てのチームに怒るべきだ」と投稿。続けて「球団はケチだと泣き言を言うが、帳簿を開いて実際にいくら稼いでいるのかを示そうとしない。それがここでの問題だ」と記した。

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