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青学大ランナー皆渡星七「悪性リンパ腫」公表…「箱根を目指したい」 克服して実業団駅伝出場選手も

スポニチアネックス 2025年1月20日 11時22分

 今年の箱根駅伝で2年連続8度目の総合優勝を果たした青学大の皆渡星七(みなわたり・せな、3年)が19日、自身のSNSで昨年11月に「悪性リンパ腫」と診断され、現在治療中であることを明かした。

 皆渡は「がんになっても箱根を目指したい」とし、発信したこととして、「現在がんと闘っている、またこれからがんになるかもしれないアスリートに向けて。どういった立ち上げ、リハビリをしたのかという記録を残し、発信したい」「僕の持っているポジティブ思考と内面的な成長を、アウトプットしたい」と説明している。

 関大北陽高出身の皆渡は出雲、全日本、箱根の出場経験はないが、24年の第100回箱根では16人のメンバー入りを果たし、7区登録も当日変更となっていた。5000メートルの自己ベストは13分51秒38、1万メートルの自己ベストは28分49秒30。

 長距離界で悪性リンパ腫を患ったランナーとして有名なのは、糟谷悟さん。駒大時代に箱根駅伝優勝に貢献した糟谷さんは29歳の時に悪性リンパ腫が判明。治療して復帰し、16年元日には実業団駅伝の最高峰、ニューイヤー駅伝にも出場した。

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