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フジ小室瑛莉子アナ 中居問題に声を震わせ「全くの臆測が…毎日、本当に悔しい思いでいっぱい」

スポニチアネックス 2025年1月20日 11時57分

 フジテレビの朝の情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)が20日に生放送され、タレントの中居正広(52)の女性トラブルに関し、17日に同局の港浩一社長(72)らが臨時の定例会見を開いたことを取り上げた。

 同番組では、中居の女性トラブルの一連の報道を受け、17日に開いたフジテレビの会見を28分間にわたって報じた。港社長らの会見発言内容を詳報し、その後、スタジオでもフリップを交えて情報を整理した。

 MCの谷原章介が「今回の会見を見て何を感じましたか」と聞くと、小室瑛莉子アナウンサーは「フジテレビで働く社員としては、本当にこれを機に徹底的に社内で洗いざらい調査をしてほしいと思います。もし、会社に悪いところがあったとして、その膿を出し切らない限り、報道機関として、そしてこのように番組で伝える立場として、自信を持って伝えることができなくなってしまいましたし、それは谷原さんも同じ気持ちだと思うんですけれども、本当に報道機関としての在り方をしっかり考えたいと思います」と言い、「それに対し、自分もできることはしっかり会社の中で対応していきたいと思っています。まじめな社員、誠実な社員が自信をもって情報を届けられるような会社に私はなってほしいと願っています」と話した。

 そのうえで、「今回を機に、私の同僚とか、そして私自身もSNSなどで、全くの臆測が広がっていて、毎日、本当に悔しい思いでいっぱいです。私はこのような場所で話す機会ありますけれども、同僚の中にはそのような場所がない方もいらっしゃいます。そういうような方々が悔しい思いをしないためにも今後、会社には生まれ変わってほしいと思いますし、今後のフジテレビを思う一社員としてもしっかり対応していただきたいと思っています」と声を震わせながら自身の思いを話した。

 17日の会見で港社長は、第三者が入った調査委員会を立ち上げることを発表し、自らもその調査対象になっていることを明かした。また、「週刊文春」でフジテレビの現役女性アナウンサーがトラブルへの関与が疑われている幹部社員の設定した、中居との会食に同席させられたと告白したことに「そういうことはなかったというふうに信じたい」「全くないと私は思って信じております」と繰り返した。

 ただ、会見では「回答は控える」を連発。また、映像撮影禁止、ウェブ媒体や週刊誌の参加は認めないなど、制限を設けたフジテレビの姿勢にも批判が集まっている。会見以降、スポンサー各社が同局へのCM出稿を取りやめる状況になっている。

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