ブルージェイズが佐々木朗希投手(23)の獲得に向け、面談にボー・ビシェット内野手(26)ら複数の選手が同席していたと19日(日本時間20日)、地元メディア「スポーツネット」が報じた。
複数の米メディアによると、佐々木争奪戦はブルージェイズ、ドジャース、パドレスの3球団が最終候補に残り、最終的にドジャースが獲得に成功した。
「スポーツネット」によると、ブ軍と佐々木の面談はトロントで行われ、スター遊撃手のビシェットをはじめ、ドールトン・バーショ、チャド・グリーンの3選手が同席。同メディアは「1月のトロントは休暇を過ごす場所ではないが、佐々木獲得のために自分の役割を果たしたかった」と記し、特にビシェットに関しては25年シーズン後にFAとなる見込みで残留するかどうか不透明なだけに「球団のためにできることをしたのは称賛に値する」とした。
昨オフの大谷翔平(現ドジャース)争奪戦と同じく、最終的にはドジャースにあと一歩のところで敗れた。それでも10年以上前は日本、韓国の一流選手を獲得することができなかったチームが最終候補まで残れたのは、金銭面だけでなくアジアの市場を理解するなど球団幹部の努力があったからとし「前向きな変化」と指摘。
次のステップとして必要なのは「ドジャースを凌駕する方法」とし「どんなビジネスも契約を締結することが最も重要」と指摘。FA市場で「銀メダルはない」と記した。