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桂あやめ「芸歴もバラバラの女だらけの落語会です」2月「バレンタイン女流ウィーク」PR

スポニチアネックス 2025年1月20日 14時29分

 女流落語家の桂あやめ(60)、露の紫(50)、笑福亭喬明(24)は20日、神戸新開地・喜楽館で開かれる「バレンタイン女流ウィーク」(2月10~16日)の発表会見に出席。あやめは「年齢も20代から60代、年齢差もあり、芸歴もバラバラの女だらけの落語会です」とPRした。

 芸歴40年を超えるあやめ。五代目桂文枝(当時三代目桂小文枝)に入門した当時は女流落語家が数えるほど。着替えの不便さや、先輩らへの気遣い、また先輩の気遣いで居場所が狭かった。ファンからストーカーまがいの仕打ちを受けたことも。紫も「客席から双眼鏡でのぞく人もいた」と暴露。そんな気苦労をしつつ、現在、上方落語協会には20人を超える女流噺家が在籍。あやめも「環境が整ってきた」と隔世の感があるようだ。

 今回の恒例の「バレンタイン女流ウィーク」は初めて出演者全員が女流落語家。露の都や桂三扇、桂ぽんぽ娘、露の団姫、月亭天使ら噺家に加え、女道楽師の内海英華ら全員が女性。喬明ら若手が一番太鼓も担当する。

 寄席の目玉は連日開かれる「女子トーク」。これまで楽屋で話していた爆笑ネタを「せっかくだから」と舞台上で実現。恋愛、結婚、出産など、女流落語家が経験してきたことを赤裸々にぶっちゃけトークする。過去には客全員が女性という寄せも開催。「以前、35歳以上の女性だけという会をやりました。楽しかった。また、レディース会、やりたいですね」とあやめも乗り気だった。

 ちなみに、あやめがバレンタインデーの思い出を披露。「中学の頃は手作りチョコを作ったけど、手渡せなかったことも。17歳の時に入門前に小文枝師匠に郵便でチョコを贈ったことが。あとで“あれはお前か”と言われた」と懐かしんでいた。

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