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井上尚弥VS中谷潤人が1年以上先になると有利はどっち?畑山隆則氏「1階級上げるから条件的にも…」

スポニチアネックス 2025年1月20日 14時47分

 渡嘉敷勝男氏、竹原慎二氏、畑山隆則氏のボクシング元世界王者3人がYouTube「ぶっちゃけチャンネル」を更新。世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)の防衛戦が1カ月先送りになったことで、あのビッグマッチの結果にも影響が出る可能性を指摘した。

 当初の挑戦者IBF、WBO同級1位サム・グッドマン(26=オーストラリア)が負傷により1カ月の延期の末にキャンセル。挑戦者をWBO同級11位の金芸俊(キム・イェジュン、32=韓国)に変えて1月24日に行われる。

 これによって井上尚弥の2025年スケジュールも変更を余儀なくされた。

 大橋ジムの大橋秀行会長は年内は3試合で、その中にWBCバンタム級王者・中谷潤人(27=M.T)との試合は含まれないと公言した。

 日本ボクシング史上最大級の国内対決となりそうな一戦だが、3王者はこの“延期”が結果に微妙な変化を生む可能性を示唆した。

 渡嘉敷氏は「時間がたつとどんどん中谷くんは強くなる」と延期は若い中谷のアドバンテージになると指摘した。

 畑山氏は「1階級上げるから条件的にも中谷は有利かな」と中谷の成長とスーパーバンタムへの転級のタイミングも合うだろうと予測した。

 竹原氏は金芸俊戦の次に予定しているピカソ、他にもアフマダリエフらライバルの強さを認めながらも「井上くんと比べると見劣りする」と説明した。

 やはり、待たれるのは中谷との一戦だ。

 渡嘉敷氏は「1年以上のキャリアを積むからね」と、時間が両者のパワーバランスを崩す可能性を示唆した。

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