日本ハム・新庄剛志監督(52)が20日、都内のホテルで行われた12球団監督会議に出席した。
会議内では、ポスティングシステムを使って米球界に挑戦した際に、短期間で日本に復帰して他球団に移籍できる現状について「ポスティングで行って1年で(国内復帰して)ソフトバンクに行くこの流れはやめてほしいと言いました」と明かした。
ロッテ・吉井監督から各球団にポスティングについての意見を求められ、発言したという新庄監督。「(他の監督が)あまり触れられないけど、でも僕は違うものは違う(と言う)。誰になんと思われようが、プロ野球にとってよくないものを言っているだけ。今は有原君が行って、上沢君が行って。もし今後、(海外移籍した選手が)トラブルだったり活躍できなくてクビになったら、間違いなく欲しいじゃないですか。それをソフトバンクに行ってしまう流れはつくってほしくないかなって」と重ねた。
新庄監督の中での改善案としては「(海外に)行って帰ってきてから(前所属球団で)1年やってから、じゃないですかね。最低1年がいいですね」と国内FA権を取得する前でも、前所属球団で最低1年はプレーする案を提示した。