元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏（55）が20日、TBS系「ゴゴスマ～GOGO！smile～」（月～金曜後1・55）にコメンテーターとして生出演し、タレント中居正広（52）をめぐる女性トラブルで今後の調査のポイントについて自身の見解を述べた。
番組では大きなフリップを用意し、問題発覚の経緯や港浩一社長の会見での発言などを約33分にわたり伝えた。
中居と女性とのトラブルに焦点が当たりがちだが、橋下氏は「当日の話じゃなくて、その前に社員が、報じられているようなホテルを借り切って、上司、部下の関係のアナウンサーを呼んでとか、影響力のある人を呼んで影響力を受ける人を呼んでの飲み会（が問題）」と、自身の意見を示した。
こうした飲み会のスタイルについて、橋下氏は「たぶんこれは今、時代に合わないし、スポンサー企業も、もしそれが事実だったらちょっとダメじゃないかという判断になる」と、スポンサー企業側の視点から見解を口に。「本当はそこが調査ポイントで、中居さんと女性とのトラブル自体を深掘りしていくような話ではないと思う」と指摘した。
また「そこは守秘義務の対象外ですから、中居さんと女性側のトラブルではなく、フジテレビの社員の飲み会のあり方の話なので、守秘義務の対象じゃないから、ここを調査委員会も、フジテレビも徹底的に調査して、ここは公表すべきなんですよね」と、調査委員会の調査力に期待した。
中居のトラブル把握後も、同局が起用を続けた点も重要だという。「中居さんからも聞き、女性からも当然、聞いています。どういう事実をもって出演継続の判断をしたのか。これも調査委員会の重要な調査ポイントになると思います」と述べた。