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「ミヤネ屋」識者 スポンサー企業離れの歯止めに必要なのは?「社長が再度説明の場設けるべき」

スポニチアネックス 2025年1月20日 18時10分

 タレント・中居正広の女性トラブルをめぐる対応でフジテレビへの批判が集中し、スポンサー企業が続々とCM差し替えをしている状況について、企業の危機管理に詳しい桜美林大学の西山守准教授が20日、日本テレビ系「ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に出演。港浩一社長が早急に再度説明する場を設ける必要性を説いた。

 西山准教授はフジには信頼回復のために中長期的な対応と、短期的な対応を並行してとっていく方針をとるべきと主張。「中長期的には調査をしっかり中立的に行うこと。その結果に応じて再発防止策を講じて、それを世の中に公表して信頼回復につなげる」と語った。

 一方、港社長の会見後に大企業のCMが続々と差し替えられるという、フジにとって非常事態とも言える状況となっている。西山准教授は「CMの差し替えが起こっているとなると短期的な対応が必要。社長の記者会見のやり方に問題があったのであれば、もう一度ちゃんと説明をする場を社長自身が設けて、世の中に発信していくべき。また、離反しかけているスポンサー会社に現場レベルで説明して信頼性を取り戻す必要もある」と指摘した。

 フジテレビ系「Live News イット!」でキャスターを務めるパックンことパトリック・ハーラン(54)も出演。「ジャニーズ問題や松本さんの問題などいろんなケースを見てきたはずだが、調査委員会の設置とか記者会見のやり方とか、他の案件を参考にすれば良かったのかなと思うんです。もう一度どこからも指摘を受けないような対応をして、再建につなげてほしい」と期待していた。

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