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石田健氏 会見めぐるフジ対応に皮肉連発「ファクスについて知る方が…」「机動かす人が足りないのかな」

スポニチアネックス 2025年1月20日 18時57分

 インターネットメディア「The HEADLINE」編集長の石田健氏が20日、TOKYO MX「堀潤 Live Junction」(月~金曜後6・00)にコメンテーターとして生出演し、タレント中居正広(52)の女性トラブルで、社員の関与が報じられているフジテレビの対応についてコメントした。

 同局は17日、2月下旬に予定されていた定例会見を前倒しする形で会見を行い、港浩一社長らが出席した。会見自体は在京の一般紙とスポーツ紙、通信社によるラジオ・テレビ記者会のほか、NHKと在京民放キー局の記者がオブザーバーとして参加しただけ。報道陣は19社33人と、問題の大きさと比較して小規模な会見だった。番組MCのジャーナリスト堀潤氏も、会場には入れなかった。

 MXの報道部では、会見を受けてフジに質問状を送付。質問は「社長会見、急きょ開催の理由」「定例会見の前倒しでの開催となった理由」「会見に参加できる報道機関を限定、在京キー局とNHKのみオブザーバー参加とし、フルオープンでの会見を実施しない理由」「堀氏が取材したフジ関係者の証言の事実確認」といった内容だったという。

 番組では、ファクスで寄せられたフジからの回答を公表したが、堀氏は読み上げる前にそのファクスを披露した。「その回答が、ファクス送信票の“件名”のところに、回答として書かれてまして」。ビジネス的儀礼を無視するようなスタイルだったという。

 すると石田氏も、「僕らも質問を送ったら、件名に返信が来るというスタイルを取られた」と、堀氏と同様の対応をされたことを告白。「フジテレビにはまだファクスについて知る方が少ないんじゃないかな」と、皮肉たっぷりにコメントした。

 また、ネット媒体には会見で取材する機会すらなかった。石田氏は「部屋が狭いのでということだったんですけど、テーブルがコの字みたいにして、ここの(中央の)スペースが空いていたので、机を動かす人が足りないのかなと」と、皮肉を重ねた。

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